2012年8月6日月曜日

旧乱歩邸、リブロ古本市

昨日は池袋の旧江戸川乱歩邸へ。特別公開ということだったのだが、乱歩邸内や土蔵には入れず。入り口から頑張ってのぞき見る(ある意味乱歩的?)感じ。土蔵は特にじっくり見たかったのだが。雰囲気がわかっただけでもよしとすべきか。その後は立教大学構内をちょっくら散策。蔦が絡まる赤煉瓦の校舎が有名なわけだが、趣があってよいね。

東口へ移動してリブロの古本市へ。あまり本を増やしたくないので買うのは控えめした(つもり)。買った本を積まずに読み、読み終えるまで本を買わなければ積ん読は増えないはずだが、本を買うこと自体が好きなのでそんなことは実行できるわけもないのだった。

津原泰水『猫ノ眼時計』(筑摩書房)を読み終えた。 『蘆屋家の崩壊』を読み返したくなった。

「…ねえ猿渡、この世でいちばん美しいものってなんだと思う?」
「黒尽くめの怪奇小説作家」
(「日高川」p.45)


猫ノ眼時計 (幽明志怪)
津原 泰水
筑摩書房 ( 2012-07-10 )
ISBN: 9784480804426

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